PO HAUS Desiner Blog


デザイナーズブログです。


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大湖 正之

2017年10月21日

nestle house -寄り添える住まい-

別居とも、同居とも違う。「添居(てんきょ)」という 新しい住まい方の提案。

添居(てんきょ)とは、寄り添って暮らすこと。

親世帯の住む母屋に寄り添いながら、しかし日照や導線を遮ることなく絶妙に配置された子世帯の住居。

同居ではないけれど別居でもない、必要に応じて行き来のできる住まい方の理想を形にしています。

日常の生活には、スープの冷めない距離に暮らす安心感を。

将来的には、世代交代があっても既存の住宅を空き家にせずに生かしてゆける持続性を。

家族の暮らしが家とともに継承されてゆき、ライフスタイルの変化にも対応できる住まいです。

二世帯の住まい、その最善の配置。

母屋の庭に家を増築するにあたり、日照の問題や、母屋リビングからの眺めに

与える影響を最小限に抑えるため、様々なバリエーションのプランを検討しました。

最終的に、庭を共有する形で残し、駐車場も確保。

子世帯の建物の高さとボリュームをなるべく抑えながらも、

家族4人の暮らしに広さを感じさせる工夫として、母屋に向かって下がってゆく傾斜をつけました。

開口部が向き合わないよう配置し、互いのプライバシーにも配慮しています。

そのうえで、2つの家を分断しすぎないようにエントランスとリビングの壁は斜めにしました。

ここにあるのは、世代間の移動が自由な住居のモデル。

住まい方の継続性をデザインしました。

現代社会が直面する住宅問題への提案。

今の日本には、分譲地住民の高齢化、都心にも地方にも多く見られるようになった空き家など、

旧来の考え方では対処できない問題が増えてきています。

住む人のニーズから導き出された「添居」スタイルは、

この住居問題の解決の糸口になるのではないでしょうか。

大切な住居を負の資産にさせない。

時代が変わっても、世代間で柔らかに共有された空間は、そんな気概に満ちています。

将来的に独居の心配がある別居でもなく、距離の近さが思わぬ摩擦を生む同居でもない。

両者のどちらかを選ぶのではなく、両者の隙間を埋めることができる住居。

それが「添居」スタイルなのです。

 

 

デザイナーの想い

環境住宅、意匠性の強い建物などいろいろな住宅の形態が求められている現代において、住む人が「感じる」ことが疎かになっているように思える。情報や便利さが溢れている時代に個人のものとして、デザインとして今後の住宅に必要なのは何かを生み出すプロトタイプとして、継承の要素を積極的に創り出し、その土地に住み続けることの大切さ、豊かさを生み出すことを意識しました。

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2017年07月13日

ポラス建築技術訓練校

一般流通材を利用した新たな工法と防火の検証で

これからの木造建築物の、可能性と汎用性を広げる。

再生可能な循環資源である木材を使用することは、

低炭素社会の実現に貢献し、環境を守ります。

しかし、従来、木造での中大規模な建築物には

コストや高度な技術が必要でした。

事務所棟は庇状のテラスを外周部に配置し、光と風を調節する役割を果たしています。 

今回は、天井高中約6m、最大12m×30mスパンの大空間を

一般流通材を使用しながら実現した。

「合せ柱・合せ梁・重ね梁」を用いることで、

一般的な大断面集成材と同等の構造性能を持たせました。

住宅用の一般流通材を用いた、このような中大規模建築が生まれることは、

今後の木造業界の可能性を広げ、その進化に繋がっていくと考えます。

身近なものを流用するという、原点に還るようなその優しい進化は、

より良い建築の未来を作ることにも繋がると思います。

木造建築の温もりと心地よさを、内外から感じるデザイン。

木造であることが視覚でわかる、木を表面に出したデザイン。

実習棟の木質パネルには、意匠性に反響音の軽減と

外部からの日照を調整する機能を持たせました。

どちらも内外からの視線を考慮しており、デザイン性と機能を併せ持つ

「木の温もりや心地よさ」を感じられる空間を提案しています。

 

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2017年05月22日

F邸

 

 

 

 

 

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2017年05月20日

旗竿地での光

 

こちらのプロジェクトでは周囲に建物がある状況で、

1Fに配置されたリビングに光を取り入れる事、

また出来る限り広く感じる事が出来る空間とする事が重要でした。

 

 

吹抜けから取り入れた光は建物の奥まで届くように。

 

 

また、この建物の大きな特徴は玄関・ホールと

くつろぐ場所のリビング等との境界を無くしたとこでした。

 

 

仕切り一つがなくなる事でその中に入った瞬間の広さの感じ方を

大きく変える事が出来た建物です。

 

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2017年04月10日

つつじ茶屋

以前にふと立ち寄った六義園にある「つつじ茶屋」を拝見しました。

こちらの建物の柱と梁がツツジの木で作られているとのことでした。

つつじは背の低いイメージがあるので以外と感じたのと、

その華奢な柱が 茅葺の屋根を支えている感じが絶妙!

と思い写真を撮りました。

柱と束石のバランスが・・・すごい。

 

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2016年06月02日

ちょっとしたこだわり

先日引き渡しをしたお客様で、玄関の上がり框(床と玄関の段差の部分ですね。)に10㎝の小さな段差がありました。その部分の端部を薄くしたいとの希望をいただきました。

 

いろいろ考えて、スチールで持たせるようにして薄くし、下に間接照明を入れる等・・・。でも今回は影がきれいに出るようにしようと考えました。また床材が無垢フロアのチーク材など室内の雰囲気では端部は木の方がいいかなと思い、大工さんと加工の仕方を現地で打合せしながら造りました。

 大工さんの腕もありますが、自分としてはその部分の仕上がりと影の感じが「いい感じ」でしたね。

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2016年03月14日

外部セミナーに参加して

 先日、東京ガス主催セミナーの「環境と建築」をテーマに妹島和世先生の講演に参加してきました。過去のさまざまな物件にたいして、それぞれが環境をどのように考え計画してきたかを具体的な例をあげて話していただきました。その中の一つの例では建物計画の後にランドスケープをお願いされたが、とても植栽が配置しにくい計画だったという話がありました。その時に自身が携わった建築に対してそのようにきちんと自己評価をしているのだなと感じたのと同時に、一戸建ての建物としての周辺環境を意識しているが、地域の環境からの住戸としての意識がもっと必要だなと感じました。 また、やはりいろいろな方の話を聞く、見ることは非常に良いなと再認識しました。

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2016年01月21日

ちょっとした空間・・・。

設計の大湖です。

先月、引き渡しをしたお客様の住まいです。リビングに隣接したスペースに高さの違う「ちょっとしたスペース」を設けました。よくある畳コーナーとは違いもう少し高さを与えて空間としての仕切りを持たせています。何か用途が明確にあるわけではなかったのですが施主様もこのスペースにはこだわりを持ってくれて、高さを何度も打ち合わせしたのを覚えています。現地で感じたのはこのようなスペースは、家具など生活に必要なモノが室内に置かれたときにゆとりになったりライフスタイルの変化によっては居場所となったりするのかなと感じました。

 

スペースの使い方を実感しました。

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2015年05月14日

もくかべ

先日紹介した材料の物件が完成しました。

外壁にサーモウッド処理した材料を使用した物件が完成しました。

この物件ではファサード部分の一面にはり、塗り壁とのコントラストを出し

シンプルでありながら木の暖かさを外部にも取り入れた印象としました。

きちんと撮影させてもらったらホームページの実例にも掲載させたいと思います。

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2015年04月30日

地鎮祭

地鎮祭 先日お客様の地鎮祭に参加してきました。 御契約から間取り、詳細打合せが終わり、いよいよ工事が始まる段階での最初の行事になります。 そもそも地鎮祭はいつ頃から始まった行事かご存じでしょうか。 なんと地鎮祭の歴史は大変古く、日本最古の歴史書『日本書紀』にも記録されています。 時は持統天皇五年(西暦691年)「使者をつかわして新益京に、地鎮の祭をさせられた」と記録されています。 日本は伝統を大事にする民族であり、工事を始める前に土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得ます。 神を祀って工事の無事を祈る儀式が現代まで続いてきたのも分かる気がします。 。 無事に地鎮祭を終え、施主様はこれから始まる工事を大変楽しみにしております。 我々ポラスグループ一同も完成まで総力を上げて造り上げていく第一歩を踏み出しました。 お客様の笑顔・満足が得られるように。
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2015年03月19日

木造化



先日「木を活かす建築推進協議会」主催の「大規模木造建築物情報提供シンポジウム」に参加してきました。内容としてはこれからの非住居建築の木材化・木質化という事を進めるための担い手をつくる事業の一環とのことです。参加してみると現状日本では中規模以上の建築は、構造・防耐火についてのノウハウを持っている会社は少なく、鉄骨造やコンクリート造が主流です。




 




やはり木の質感を持った大規模な建築も増えていくと街の環境も変わっていくのでは?と思うときがあります。




 




私たちの建てている住まいもパッと見は木造らしくなく見える建物が確かに多いような・・・・。



 



今月完成する物件ではその木質感を前面に出した建物です。





 




この材料を用いて外観をデザインしました。この材料は熱処理をした材料で耐久性もある材料です。もうすぐ完成なので出来上がりはまた紹介したいと思いますがやはり柔らかさというか、優しい印象になったと思います。



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2015年02月02日

POHAUSの外観

先週、御引渡し間近の現場に足を運びました。

POHAUSの外観は、シンプルです。

こちらの住宅はアルジールと名付けられたブランドで、シンプルな外観に仕上がりました。

それでもこうして道を歩いていると、目を引く外観を表現できたのではないかと思います。

物を作る上でシンプルに設計することはとても難しいと常々感じております。

無駄な箇所を削ぎ落とし、その中にも人の感性をくすぐる何かを見つけたいと日々考えています。

街に新しい活気が生まれる住宅を目指して、今日もデスクに向かい躊躇い線を引きたいと思います。

G.R


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2015年01月19日

ふと...

古民家 こみんか


休日にふと古民家へ足を運んでみました。
古民家に一歩足を踏み入れると木の温かい雰囲気が外の寒さを忘れさせます。
こちらの建物は越谷市のレイクタウンの再開発に伴い昨年10月に移築された古民家になります。
なんと建築年代の確認できる建物では越谷市最古(1772年)の住宅になるようです。


寒い日ではありましたが濡れ縁に出ると何とも言えない心地よさと落ち着きがありました。
家にいながら季節や自然を感じることが出来る。
内と外のあいまいさ。
このあいまいさが現代の忙しから離れた落ち着いた空間が生まれてくるのではないでしょうか。

昔の住まい方から現代の暮らしに何か継承できるものはないか。

これからもいろいろな地へ足を運び癒されたいです。

越谷市指定有形文化財 旧東方村中村家住宅

濡れ縁 ぬれえん

曖昧さ あいまいさ

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2014年12月04日

歩いていたら

先日都内を移動で歩いている時に

工事中の建物で綺麗な建物が

目に留まりましたので写真に撮りました。

 

建物はおそらく店舗だと思いますが、

その一階部分はガラス張り、二階部分より

上部には幾何学的な形状が立体的に折重なり

陰影を創りだしていました。光の入り方によって

印象が変わるのだろうと感じました。

一般住宅では難しいのかもしれませんが

木組みの美しさを表現してみようという自分にとって

刺激を受けるものがありました。

また、この近くには隈研吾氏が設計したサニーヒルズ

という建物全体を木組みで覆った建築物もあります。

 

幾何学的模様はなぜか惹かれます・・・。大湖

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2014年09月09日

白い浮遊城

こんにちは。大湖です。

以前に撮影させていただいた物件の照明器具で

TOYO KITCHEN STYLEのペーパー・シャンデリアを

吹抜けに採用していただいた事があります。

その名の通り紙・ボール紙・パピエマシェ(張り子に使われる紙)

で制作されています!!

デザインはベルギーのStudio jobというそうです。

 

現地に吊るされた照明をみると

真っ白な空間の中に特徴のある形がうっすらと陰影だけで

存在していて「白い浮遊城」みたいに感じました。

クラシックスタイルな印象でありながら、モダンな空間に

にマッチしていてとてもきれいでした。

施工実例にも載っていますのでぜひ見てください。

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